生徒による授業評価

1 授業評価アンケートで尋ねるべきこと(質問設計)

1.1 授業評価アンケートで尋ねるべきこと(質問設計)
 ・講義・座学系の授業評価項目・質問文
 ・実習・実技系の授業評価項目・質問文
 ・授業以外について尋ねておくべき生徒の意識
 ・授業評価アンケートの質問設計~まとめと追記
1.2 授業評価アンケートを行うときの最小要件(質問と集計)
1.3 主体的、対話的な深い学びへ~質問設計の更新 
 ・対話と協働による気づきと学びの深まり
 ・科目の学び方や取り組み方の獲得
 ・科目を学ぶことへの目的意識/学ぶ理由

2 アンケートで探る“学ぶ側の認識”

2.0 アンケートで探る“学ぶ側の認識”(序)
2.1 学習評価は多様なツールを組み合わせて多面的・総合的に
2.2 授業評価アンケートにおける目的変数は学力向上感
2.3 アンケートの結果に照らしながら、指導の改善を図る

3 集計結果をどう読み、改善に活かすか

3.1 授業評価アンケートの結果の見方、活かし方 
 #1 必達目標は【学習効果】での肯定率90%
 #2 ボトルネックを探し、その解消に知見を獲得
 #3 相対的な位置や経年的な変化を把握して
3.2 授業改善をより確実にするためのデータの見方
3.3 授業評価アンケートの集計結果を相対的にみる 
3.4 散布図中の位置で探る改善課題[活用機会×学習効果]
3.5 生徒の特性に合わせた教え方・学ばせ方のアジャスト
3.6 担当クラスごとの評価の違いから

4 授業評価アンケートの実施前後でやるべきこと

4.1 授業評価アンケートの集計が終わったら
4.2 授業間の差が拡大したときこそ実践共有の好機
4.3 実践共有は、学習効果への寄与が大きい項目に焦点化して
4.4 授業評価の事前指導と結果のフィードバック

5 集計結果を解析してわかってきたこと

5.1 【伝達スキル】
 ・説明がわかりにくいと言われたら 
 ・対話で行う理解確認理解の確認を怠ると…
 ・課題解決の場を整えたら、挑ませる前に理解の確認 
5.2 【授業デザイン】
 ・散布図中の位置で探る改善課題[活用機会×学習効果]
 ・学びの成果を妨げているボトルネックはどこに? 
 ・課題解決を伴わない知識獲得データ検証編解決策考察編
 ・理解確認と活用機会はバランスを取って
 ・振り返りを経てこそ次への課題形成
5.3 【主体的・対話的で深い学び】
 ・対話によって学びはどこまで深まったか
 ・学習方策の獲得はどこまで進んでいるか
 ・目的意識をもって学びに取り組んでいるか
 ・主体的・対話的で深い学びをデータから考える
 ・対話などの学習活動が、学びの成果に直結しない? 
 ・授業改善には授業デザインを先行させる
 ・アクティビティと学習効果
5.4 【適正負荷、学習方策】
 ・学習方策は課題解決を通して身につく
 ・生徒が解法を考える機会(解に至る工程を自力で辿る)
 ・負荷を抑えて「できた気」にさせてしまうリスク 
 ・難易度からの得意/苦手の意識が受ける影響
5.5 【学びの接続、評価結果の相対化】
 ・次に進んだときの学習をイメージ
 ・新課程が求める「学ばせ方」~学年間の円滑な接続
 ・学習効果への寄与度が通例と外れる/偏りがある場合
5.6 【その他】
 ・年度の後半で授業評価が下がる?
 ・進級を前に「学びへの自己効力感」を点検
 ・遠隔授業のデータから考える対面の良さを生かすポイント

集計データに基づく統計的考察
授業評価の結果から(記事まとめ)

6 授業改善の進捗把握(前回比較の読み方)

6.1 授業改善は進んだか(授業評価アンケートの前回比較)
6.2 学習効果が高まっても、難易度が下がっていたら
6.3 授業評価の結果に基づく「改善行動の効果検証」

7 生徒による授業評価(その他の記事)

7.1 LHRで授業評価を行うことのメリット
7.2 一人一台端末を使ってアンケートを行うときの注意点
7.3 授業評価アンケートの分析に用いる様々な手法 
7.4 授業評価アンケートの導入に際して
7.5 休校中の学びを把握~リモート指導の好適手法の確立へ

教育実践研究オフィスF 代表 鍋島史一

授業評価&生徒意識アンケート