難易度の調整、適正な負荷
十分な準備をさせることで「適正な負荷」を実現
授業で与えるタスクの難易度(課題や活動の要求)を調整しようとするのに、タスクの出し入れだけでは十分とは言えません。意外に聞こえるかもしれませんが、学習者/生徒に十分な「準備」と「仕上げ」を求めて実行させることが、適正負荷を実現する前提条件になります。ちなみに、適正な負荷とは、生徒に授業や課題の難易度を「易しい~ちょうど良い~難しい」の5段階で尋ねたときに、真ん中の「ちょうど良い」と隣の「やや難しい…
思考や判断の力の要求水準で難易度の調整(実技)
生徒による授業評価アンケートでは、講義座学系のみならず、実技実習系の授業でも「難易度」についての生徒の認識を質す項目を置きます。適切な負荷(背伸びをして到達できるくらいの要求水準)がないと、頑張る意欲も十分に刺激できませんし、楽々とクリアできるタスクばかりでは、振り返りを行っても、より良いパフォーマンスを得るのに必要なことを特定する、課題形成(判断)の材料が揃わなくなりがちです。この難易度ですが、…
難易度の調整、適正な負荷
1 難易度をどう考え、どのように調整するか 1.0 難易度をどう考え、どのように調整するか(序)1.1 難易度をどう考え、どのように調整するか(その1)1.2 難易度をどう考え、どのように調整するか(その2) ・学習内容の難しさと苦手意識 ・難易度からの得意/苦手の意識が受ける影響 2 負荷の高め方 2.0 負荷の高め方(序)2.1 難易度の感じ方を把握し、負荷耐性を見極める2.2 負荷を高めると…
学ぶことへの自分の理由と負荷への耐性
活動性が苦手意識を抑制する機能とその限界
学習効果が高まっても、難易度が下がっていたら
知識活用機会としての課題付与と難易度調整
難易度の設定は負荷の感じ方を確かめながら
到達目標は適正な水準にあるか~大学編(後編)
前の記事では、大学で行われる授業評価アンケートで、到達目標の設定が適正な水準にない授業でうけた高い評価を鵜呑みにすることのリスクを指摘させていただきました。目標水準の設定が適正かどうかを確かめる仕組を整える必要があります。既にご紹介した通り、授業の目標を達成できた/できそうかを尋ねる質問と、学習時間を把握する質問とが併存している授業アンケートでは、後者の結果で回答を二分したうえで、前者の回答を捉え…
到達目標は適正な水準にあるか~大学編(前編)
学習内容の高度化、学びの変化に備えさせる
負荷を高める/抑えるための様々なアプローチ
負荷を抑えて「できた気」にさせてしまうことのリスク
学習方策や目的意識に応じた負荷をしっかり掛ける
学習内容の難しさと苦手意識
負荷の高め方 #INDEX
負荷の高め方(その3)
事前指導で獲得させる学習方策と失敗への耐性 適正な負荷をしっかりとかけ続けるることは、生徒の学力を最大限に伸ばす上で欠かせませんし、乗り越えるのがそうそう容易でないハードルに挑む中でこそ、生徒の側での学び方への工夫も生まれ、結果的に学習方策の獲得も進みます。中長期の指導に亘って適正な負荷を維持するには、生徒が感じる課題の難度や得意/苦手の意識の変化などを常に把握しておく必要があることは申し上げるま…
負荷の高め方(その2)
負荷を高めるときになすべき配慮と工夫 負荷が不足すれば生徒の力を十分に伸ばせませんし、出口で求められる学力への到達が遠のき、結果的には乗り越えなければならない段差を後に大きく残すばかりです。生徒が感じる難易度や負荷耐性の高まりを常に把握して、適正な負荷をバラつきなくかけて行くことが重要です。チャレンジングな課題に挑む中では学び方の工夫も生まれ、学習方策も身につきますので、学習者としての自立も進むも…








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