平成26年12月、東京都立西高等学校で開催された、首都圏公立高等学校即興型英語ディベート大会を見学する機会に恵まれました。西、日比谷、湘南、浦和の4校の生徒さんたちが集まり、会場は熱気に包まれていました。
この大会は、文部科学省助成事業である「高等学校における多様な学習成果の評価手法に関する調査研究」のうち、「即興型英語ディベートを活用した統合型ルーブリック評価の研究」(研究代表者:大阪府立大学工学研究科の中川智皓助教)の中で行われたものです。
英語という教科に閉じた学習を超えて、協働性・課題解決力を養う場面としての意義、成長や変化を促すための活動評価の在り方など、たいへん多くを学べる場でした。
2020年以降の大学入試では、「知識・技能」、「思考力・判断力・表現力」、「主体性・多様性・協働性」 という学力の3要素が問われるようになると予想されます。
それらをバランスよく、かつ効率的に獲得させていく手法の一つとして「即興型英語ディベート」 や別稿で取り上げた探究で以上に重要な意味を持つようになると考えられます。
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教育実践研究オフィスF 代表 鍋島史一