学びの躓きをAIで予想、理解形成につなぐ問いを作る
新たな単元を学ばせるとき、「生徒がどこで理解に躓くか」「イメージしにくいのはどこか」を予想し、把握できていることが大切です。ここがしっかりしていると、説明の構成や学ばせ方の工夫などで、先回りした対処ができる分、理解の形成が効率的に図れるようになります。こうした「予想」は、たいていの場合、先生方が積み上げてきた経験に基づいてなされますが、必ずしも「予想がピッタリ嵌るとき」ばかりではないはずです。予想…

当オフィスは、各地の学校で授業力向上や教育改善・学校改革のお手伝いをしています。
新たな単元を学ばせるとき、「生徒がどこで理解に躓くか」「イメージしにくいのはどこか」を予想し、把握できていることが大切です。ここがしっかりしていると、説明の構成や学ばせ方の工夫などで、先回りした対処ができる分、理解の形成が効率的に図れるようになります。こうした「予想」は、たいていの場合、先生方が積み上げてきた経験に基づいてなされますが、必ずしも「予想がピッタリ嵌るとき」ばかりではないはずです。予想…
高校に入学してきた生徒が、小・中学校の総合的な学習の時間や、体験学習などで何をしてきたか、意外と把握できていないものです。指導はすべからく、「現時点でできていること」と「最終的にできるようにさせたいこと」の差分を埋めるために行うもの。入学してきた生徒が、それまでに何を経験し、どんなことができるようになっているかを把握しないことには、指導の設計はできないはずです。中学で経験したのと同じ活動を繰り返さ…
知識の拡充 vs 情報整理手法の獲得への追記 漠然とした言い方になりますが、「先生方のお仕事が、何に対して責任を負うべきものなのか」という問いが、ときどき頭に浮かびます。上の記事を更新するときも、要所で立ち止まっては自問していました。生徒一人ひとりの「確かな学力の形成」はコミットすべきことの一つに間違いないでしょうが、「学力」の捉え方にも、幾つもの階層(=何を対象とするか、どこまで掘り下げ、拡張す…
科学の進歩や社会の変化で、知識は絶え間なく更新されていきます。今日までの正解が、明日も正解とは限りません。教わったことを覚えていても、知識の拡充と更新が行えなければ、知識と発想の不足や古さが、正しい選択(=より良く生きること)を妨げるリスクが膨らみます。知識は思考の道具であり、しっかり拡充を図る必要がありますが、知識付与の効率を優先するあまり「情報を集めて整理し、知に編む工程」を生徒に体験させない…
効率化を迫る「時間不足」に3方向からアプローチ 前稿では、問い掛けを重ねつつ黒板上で情報を構造化してみせる中で、生徒に「情報整理のプロセス」を学ばせることをご提案いたしました。これにより、知識の拡充と、情報整理手法の獲得という「両面作戦」にも、ある程度の見込みが立ちました。整理・構造化の方法を学んでおけば、知識の断片化が進んだり、丸暗記に頼るリスクも減るはずです。しかしながら、蛍光ペンやサブノート…
1 働き方改革を進めるときに押さえるべきこと 2 新しい学力観について 3 次期学習指導要領[2030]に向けて 4 体験を再構成する学び、その舞台としてのコミュニティ 5 時期に応じた指導/スタートと仕上げ 6 学びを広く捉える~指導を通して何を目指すのか 7 より良い学びの実現へ~大学編 8 当ブログをご利用いただくためのTIPS 9 アーカイブ:古い記事をまとめてみました
1 予習・復習で何をさせるか~目的とタスクのデザイン 2 その宿題、本当に必要ですか? 3 過去問演習/出題研究の成果を授業に活かす 4 原因から考える家庭学習時間の延伸策 5 その他の記事[日々の予習・復習] 6 その他の記事[長期休業期間、タームの区切り] 7 休校中の学びをより大きくするために(コロナ禍の振り返り)
1 新課程とカリキュラム・マネジメント 2 シラバスの起草・更新に際して 3 教育課程と授業デザイン 4 新年度準備(ゼロ学期にやるべきこと) 5 次のステージを見据えた指導、校種・学年の接続 6 補習・講習の位置づけ(計画作りと効果測定) 7 教育課程・指導計画に関するその他の記事 8 大学におけるカリキュラム、シラバス