日: 2023年2月27日

どこにスケールを当てて学びの成果を測るか

学びの成果を測定しようとするとき、モノサシを当てるのは、その時点で生徒が「どこまで到達できたか」であるのが普通ですが、別稿でも触れたように、「学びを経て生じた差分」もまた着目すべき成果量です。5キロ地点から10キロ地点に進んだ場合と、3キロ地点から9キロ地点まで進んだ場合、先まで到達しているのは前者ですが、大きく進んだのは後者。まだ1キロの差があるからと言って、前者の方が優れていると単純に捉えるこ…