ゴールを決めて最短距離?(その2) 知らないことや経験したことのないことが山ほどあり、認知の網を十分に張れていない高校生に、脇見や寄り道をせずに「10年後、自分が何をやっているか」を考えてまっすぐゴールを目指せ、というのはあまりにも酷。選択肢を見せる前に正解を選べと言っているようなものです。前稿で繰り返し使った「偶然との出会い」を生徒が持てるよう、社会との関わりや、学ぶべきことの所在を探れる機会の整備こそ先決です。職業調べや学部・学… 2019年3月6日 続きを読む