日: 2025年7月1日

ひとつの課題から複線的なハードルを作る

クラス内の学力差は、大きくなることはあっても縮まることはそうそうありません。「どのレベルに合わせて授業をすれば良いのか」との悩みは、多くの先生に共通するものでしょう。どこを起点に、どんなペースで授業を進めるかに加え、課題の難易度をどう設定するかも問題です。上位層を伸ばすことに意識を傾けるだけでは、中位以下は手が届かず、真ん中に合せては、上位にも下位にもぴったり来ない――先ずは一つの課題で全ての生徒…