月: 2019年4月
振り返りのためのアウトプット(その2)
生徒が自らのインプットに不備・不足があったことに気づくための機会として、アウトプットの場を用意することが必要です。もちろん、アウトプットがうまくいき成果を形にできたら、それはそれで生徒に達成感を与え、次の学びへのモチベーションを高めますが、うまく行かなかったときに取る次の行動こそが、学習者としての自立・成長の鍵です。 2015/01/06 公開の記事をアップデートしました。 ❏ 上手くいかなかった…
振り返りのためのアウトプット(その1)
授業で学んだことを用いて問いに答えを導く場や、調べてきたことに基づく討論や発表など、学びの成果のアウトプットには様々なものがありますが、一連の学習活動の「終端」と捉えていては、その機能を十分に活かせません。アウトプットはゴールではないということです。アウトプットを通して、そこまでの学習(インプットとインテイク)に不備や不足がなかったかを確かめ、補うべきもの、修正すべき点を正しく認識させてこそ、有為…